こんにちは、たっきーです。
今回はガジェットのことではないのですが、たまたま見た記事があまりにもひどすぎる記事だったので、どういう記事で何がひどいのかを紹介したいと思います。
今回指摘したのは下記の記事です。
「戦後歴代最低の総理大臣」調査、3位は鳩山由紀夫氏
9月の自民党総裁選は、総理・総裁の資質、政権運営の是非を問う重要な機会になる──はずだったが、党内は早くも安倍首相の3選確実のムードで、そうした議論はまるで盛り上がっていない。しかし、ついに在任期間歴代最長の総理となる安倍晋三首相の評価は先人たちと比べてどうな
戦後歴代最低の総理大臣を調査した記事となっています。
まず、 こういう調査で確認しなければならないのは、どうやって調査を実施したかという調査方法。
この調査方法によって、調査なのか、単に自分たちが主張したいことに都合のいいようにデータを集めてきたものなのかがすぐにわかります。
ということで、この調査、どうやったかというと、
本誌は政治記者・評論家・学者52人に実名アンケートで「戦後歴代最低の総理大臣」を調査。
おいおい。
なんで、アンケートの対象に「政治記者」が入っているんだよと。
もうこの時点でひっくりかえります。
すでに調査ですらないですね。
そして、次にこの調査に対してコメントをしている人です。
寺脇研という人。
この人、堂々と世の中に出ていますが、実はこの人、とんでもない人です。
ミスター文部科学省とか呼ばれていましたが、ゆとり教育というとんでもない政策を推進して日本の教育制度を崩壊させた上に、天下りについては、以下のように発言しています。
厳しく規制するなら、全員が退職後に個人の力で再就職先を確保しなければならなくなる
さすが、最近、不祥事が発覚しまくっている文部科学省の代表みたいな人ですね。
いや、普通、自らの力で再就職先を探すんですよ。
自分たちで再就職先を探さないといけないことにケチをつけるというとんでもない人。
骨の髄まで天下りが染み渡っている人にコメントを許す調査。
まだまだ変なところはあります。
歴代最高の宰相として候補に挙げられているのが、吉田茂、中曽根康弘、田中角栄です。
まだ吉田茂はわかりますが、中曽根康弘って、そんなにすごいことしましたか?
田中角栄にいたっては、逮捕者ですよ。
普通、挙げるとしたら、高度経済成長を成し遂げた池田勇人とか、沖縄返還を実現した佐藤栄作とかでしょ(核の密約などの汚点もありますが)。
どんなことを評価して挙げているのかを説明しないのが印象操作といいます。
また、私は別に安倍首相を擁護する立場ではありませんが、安倍首相のことを
「官僚組織のモラルを崩壊させた」
と書いていますが、いや、安倍首相になる前から文部科学省はモラルが崩壊していたというのが正しいでしょう。
むしろ、マスコミから絶賛されている前川喜平という人は、文部科学省でひどい天下りをやりすぎて、安倍首相から自らの天下りを制限されたということなのですが。
内容を読むと、明らかに文部科学省が裏から手を回して週刊ポストに書かせた記事なんですね。
マスコミの劣化は、本当にひどい。
こういうフェイクニュースに騙されないように、自分の頭で考える癖をつけたいものですね。
ではでは、たっきーでした。
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