ネット証券とOne Tap BUY、米国株購入の使い分け



こんにちは、たっきーです。

7/22約定分からSBI証券、楽天証券、マネックス証券で米国株の最低取引手数料が0ドルになりましたね。

従来まで、この最低取引手数料が5ドルに設定されていたので、少額投資家である私にとっては手数料の割合が高すぎて手が出せずにいました。

そんな少額投資家である私が米国株を取引する際には、最低取引手数料が設定されていないOne Tap BUYという証券会社を利用していました。

One Tap BUY

One Tap BUYは、SBI証券等のネット証券よりも手数料のレート自体は悪いのですが、最低取引手数料というものが設定されておらず、そのため、1回の取引が少額、具体的には10万円以下のような場合には手数料がネット証券よりも圧倒的に安いというメリットがありました。

ですが、今回、SBI証券等で最低取引手数料が0ドルになったことで、状況ががらっと変わりました。

じゃあ、One Tap BUYで取引するメリットはないのか。

実はそうでもなく、まだまだOne Tap BUYで取引するメリットはあります。

1株の株価が高額の場合

では、どういったときにOne Tap BUYの使い道があるのかというと、それは、1株の株価が高額である株をコツコツ購入したい場合ということになります。

One Tap BUYのメリットとして、購入できる銘柄は限られるのですがOne Tap BUYに採用されている銘柄であればどれでも1000円から購入ができるという点があげられます。

例えば、連続増配銘柄として有名なマクドナルド。

マクドナルドの1株の株価は213ドルほど。

SBI証券等でマクドナルドの株に投資をするとなると、1回あたり日本円で2万円以上を用意しなくてはなりません。

これだと少額投資家がコツコツと投資をしようと思っても、1ヶ月に1回程度しか購入することができません。

私はとにかく購入する機会をできるだけ分散してコツコツ投資をするのが性に合っています。

高値つかみを避けるためや、複利の効果を効率的に得るのにも少額から投資できる方がいいと思っています。

マクドナルドのような1株の株価が高い銘柄の場合であっても、One Tap BUYならコツコツと積み立てることができますので、それはまだOne Tap BUYのメリットとして残っていると思います。

ただ、50ドル程度の株までだったらSBI証券等で1株ずつ購入しても1ヶ月にコツコツと積み立てることはできますので、この程度の株価の銘柄だと、One Tap BUYで購入するか、SBI証券等で購入するかは迷うところですよね。

ドルコスト平均法が使える

One Tap BUYで株を購入する際には、金額を指定して購入することになります。

つまり、株価が高い時には株数を少なく、株価が低い時には株数を多く購入するというドルコスト平均法が使えるということになります。

一方、SBI証券等では1株での購入になりますので、ドルコスト平均法は利用することができません。

簡単にドルコスト平均法のメリットを享受できるというのは、One Tap BUYならではだと思いますよ。

まとめ

SBI証券、楽天証券、マネックス証券で米国株の最低取引手数料が0ドルになったことにより、明らかにOne Tap BUYの優位性は低くなってしまっています。

ただ、1株の株価が高額な銘柄でコツコツ積立をしたい場合には、まだまだOne Tap BUYのメリットは少額投資家に残っています。

結論としては、両方とも口座を開設して、自分の目的にあわせて使い分けるのが一番良さそうですね。

以上です!

ではでは、たっきーでした!

0 件のコメント :

コメントを投稿