キングジムが提案する電子ペーパー採用のデジタルノート、フリーノ!でも、競合商品の方が優秀だった...




こんにちは、たっきーです。

私は、手書きデジタルデバイスをこよなく愛する存在です。

そんな私の目にとまるデバイスがまた現れました。

文具メーカーのキングジムがクラウドファンディングサイトMaluake でクラウドファンディングを実施しているフリーノ、という商品です。

キングジムのフリーノ


  • ディスプレイ:6.8インチの電子ペーパーディスプレイ
  • フロントライトあり
  • 質量:240g
  • 値段:38000円
  • 2020年4月中にお届け
  • すでにクラウドファンディング成功済

➡️➡️Makuakeのフリーノサイト


電子ペーパーと電子メモの相性はとても良い

私も実は電子ペーパーを採用したタブレットを使ってメモをしています。

そこでいつも思うのは、電子ペーパーとデジタルメモの相性はの良さです。

メモはいつも見返すという作業が入りますので、常に表示されていてほしいもの。

つまり、常時表示しておいてほしい。

しかし、常に表示すると心配になるのがバッテリーです。

このバッテリーの消費に関して有利なのが電子ペーパーディスプレイ。

画面をつけておくだけなら、リフレッシュしないので、かなりバッテリーの消費を抑えることができます。

電子ペーパーと電子メモの組み合わせは、バッテリーの面からとても有利な組み合わせなのです。

ワコムのデジタイザつきなので書き味は抜群なはず

このフリーノ、デジタルメモの技術として、ワコムのデジタイザを採用しています。

ワコムのデジタイザは、デジタルメモの技術としては代表格ですので、書き味については問題ないと思います。

競合製品との比較

フリーノが採用している電子ペーパーのディスプレイを利用したメモができる電子デバイスについては、すでにいくつかの製品があります。

ここでは、私の知っている製品との私なりの比較について確認してみたいと思います。

まずは、シャープの電子ノートです。
→→シャープの電子ノート


このシャープの電子ノートも、ディスプレイに電子ペーパーを採用し、デジタルメモをとることができる端末になります。

違いは何かと言うと、まずはメモのために採用している技術。

シャープの電子ノートは、従来と同様、感圧式のディスプレイを採用し、ワコムのデジタイザは採用していません。

そのため、どうしてもメモについてはある程度、文字が大きくなってしまいます。

一方、フリーノは、ワコムのデジタイザ技術を使っているため、小さなもじや、細かな筆圧についても表現が可能。

このデジタルメモをとるための技術の違いがあります。

次に、フロントライトの採用有無。

シャープの電子ノートは、フロントライトを採用していません。

意外とこれが使ってみるときつい。

ちょっと暗いところだと、メモが見えなくなってしまいます。

一方、フリーノは、フロントメモを採用していますので、メモが見えなくなることはないと思います。

3つめの違い、それは値段です。

フリーノのクラウドファンディングで現在申し込める価格は38000円。

メモ用のデバイスとしては、かなり高いですよね。

一方、シャープの電子ノート、22000~23000円といったところ。

かなり価格差があります。

デバイスとしての性能としては、明らかにフリーノの方が上ですが、価格の差が思ったよりもある。

メモをとるだけでしたら、シャープの電子ノートでも十分な性能がありますので、価格をとるか、性能をとるかです。

次はBOOXシリーズです。
→→BOOX nova pro


このBOOXシリーズは、電子ペーパーディスプレイを採用し、デジタイザも採用しているということで、コンセプトはフリーノと全く同じです。

しかし、実は性能はBOOXシリーズの方が上。

なぜかというと、BOOXは、OSにAndroidを採用しています。

そのため、アプリが使えます。

そもそも、kindleと同じような電子読書端末であり、そしてデジタイザの機能をつけて、電子メモがとれるというコンセプトの端末ですので、メモもとれれば、アプリで読書もできる。

機能としては、フリーノよりも断然上です。

では、値段はいくらか。

フリーノと同じくらいのディスプレイの大きさを持つBOOXシリーズとしては、BOOX nova proというものがあります。

この端末、値段は4万円弱。

そう、フリーノとほとんど一緒です。

...フリーノ、BOOXシリーズに完敗。

キングジムさん、ちゃんと市場調査やったんだろうか。

値段はほとんど同じなのに、機能が上の端末が市場にある。

それなのにも関わらず、なんで商品出してきちゃったんだろう。

クラウドんファンディングはすでに成功していますが、これ、製品化したら売れないだろうなぁ。

シャープの電子ノートと同じくらいの値段にはできなかったんだろうか。

なんだか、値付けを間違ったために、キングジムの暗い歴史となったポータブックが思い出されます。

まとめ

電子ペーパーを採用し、ワコムのデジタイザ技術も採用したことで、電子メモ端末としては非常に良いコンセプトを持ったフリーノ。

すでに市場には、同じコンセプトを持ち、値段は同じくらいで機能は上の製品があるため、ちょっと先行きはきびしそう。

クラウドファンディングに参加する前に、類似商品がないかどうかはちゃんと確認しましょうね。

以上です。

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