ネット証券3社で米国ETFのうち特定銘柄について取引手数料が無料になったので中身を確認してみた。



こんにちは、たっきーです。

ネット証券の手数料競争がとまりめせん。

私は、米国株への投資をコツコツとしていますが、今度は米国ETFの取引手数料が特定銘柄について無料になるというニュース。

米国株の取引をする際には、通常、下記の2種類の手数料がかかります。


  • 取引手数料
  • 為替手数料


取引手数料とは、その名の通り、ネット証券で取引をすることで、証券会社に支払う手数料。

為替手数料は、米国株を取引するためには、円ではなく、ドルで取引をする必要がありますので、この円をドルにかえることに対して支払う手数料です。

今回、特定の米国ETFの取引で無料になったのは、このうち、取引手数料の方です。

これを頭に入れておかないと、あれ?無料のはずなのに手数料がかかっていると誤解してしまいますので、注意が必要です。

特定銘柄の米国ETFが無料になった会社

証券会社すべてで、手数料が無料になったわけではありません。

今回、手数料無料が発表されたのは、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社になります。

また、米国ETFのすべての手数料が無料になったわけではなく、特定銘柄のみの取引手数料が無料になっています。

しかも、3社の中で、楽天証券だけ、対象の米国ETFが異なるので、それも注意です。

では、それぞれの会社で取引手数料が無料になった米国ETFの銘柄を確認してみます。


マネックス証券とSBI証券

まずは、マネックス証券とSBI証券。

この2社は取引手数料が無料になった銘柄は同一です。

ただ、取引手数料無料がはじまる時期が微妙に違います。

まずは、マネックス証券の取引手数料無料がはじまる時期です。

2020/1/2現地約定分から取引手数料が無料になります。

今年から無料になるわけではないので、それだけ注意ですね。

一方のSBI証券。

取引手数料の無料化は同じく2020/1/2からなのですが、すぐに無料になるわけではありません。

SBI証券の場合、システム化対応完了までは、キャッシュバックで対応するとのこと。

具体的には月初から月末までの手数料を翌月下旬に入金するとのこと。

つまり、一度は手数料としてとられるけど、キャッシュバックで実質無料化がしばらく続くということです。

ちょっとSBI証券は、すぐに無料化するわけではないので、その点は覚えておきたいところ。

マネックス証券とSBI証券で取引手数料が無料になった米国ETF

マネックス証券とSBI証券で取引手数料が無料になった銘柄をまとめてみます。

利回りや経費率についてもあわせて記載します。


  • VT(全世界の株式に投資):配当利回り2.2%、経費率0.09%、株価80ドルほど
  • VOO(S&P500):配当利回り1.81%、経費率0.03%、株価291ドルほど
  • VTI(米国株式全体):配当利回り1.75%、経費率0.003%、株価161ドルほど
  • IVV(S&P500):配当利回り1.88%、経費率0.04%、株価319ドルほど
  • SPY(S&P500):配当利回り1.77%、経費率0.09%、株価317ドルほど
  • EPI(インド株式):配当利回り2.13%、経費率0.85%、株価25ドルほど
  • DHS(高配当株式):配当利回り4.19%、経費率0.38%、株価77ドルほど
  • DLN(大型株高配当):配当利回り2.90%、経費率0.28%、株価105ドルほど
  • DGRW(配当成長株):配当利回り2.78%、経費率0.28%、株価48ドルほど


驚きなのは、VTやVTIなどの人気のETFが含まれているということですね。

VTやVTIは、経費率も非常に低く、取引手数料が無料ということは、後は為替手数料くらいしか保有することによるコストはかかりません。

マネックス証券の為替手数料は、他証券と同様、1ドルあたり25銭ですが、SBI証券については、この為替手数料を安くすることもできます。

住信SBI銀行を利用することで、通常は1ドルあたり25銭かかる為替手数料が1ドル4銭もしくは2銭に低減されます。

ここまでくると、手数料競争がここまできたかと思いますね。

楽天証券

さて、残りの楽天証券です。

取引手数料が無料になるのは、2020年1月6日現地約定分からです。

マネックス証券やSBI証券は1月2日からですので、微妙に違いますね。

次に取引手数料が無料になる銘柄をまとめてみます。


  • VT(全世界の株式に投資):配当利回り2.2%、経費率0.09%、株価80ドルほど
  • VOO(S&P500):配当利回り1.81%、経費率0.03%、株価291ドルほど
  • VTI(米国株式全体):配当利回り1.75%、経費率0.003%、株価161ドルほど
  • SPY(S&P500):配当利回り1.77%、経費率0.09%、株価317ドルほど
  • RWR(米国REIT):配当利回り3.38%、経費率0.25%、株価100ドルほど
  • GLDM(金地金):配当利回り0%、経費率0.18%、株価15ドルほど
  • GDAT(データイノベーション関連株式):配当利回り0.65%、経費率0.5%、株価57ドルほど
  • GDNA(ヘルスケアイノベーション関連株式):配当利回り0.05%、経費率0.5%、株価56ドルほど
  • GFIN(金融イノベーション関連株式):配当利回り0.5%、経費率0.5%、株価58ドルほど


RWR以下の銘柄が、マネックス証券・SBI証券とは異なる銘柄になります。

魅力的な銘柄

マネックス証券・SBI証券・楽天証券、いずれにも入っている銘柄の中でやはり魅力的に見えるのはVT、VOO、VTIですね。

いずれも経費率が0.1%をきっており、これがさらに取引手数料がなくなるとなると、これらのETFを保有するために必要となるコストは、為替手数料が安いSBI証券の最低のコストでみれば


  • 為替手数料:購入時に1ドルあたり2銭
  • 取引手数料:0円
  • 経費:保有時に0.1%以下


手数料は安ければ安いほど有利になるのは確実です。

この手数料がこれだけ下がってくると、本当にユーザーとしてはうれしい限り。

あとは、1株分の資金をちゃんと持っているかになりますね。

1株で購入できるのであれば、手数料はこのレベル。

手数料をかけて購入してもいいのは、1株以下の金額で投資ができるサービスくらいですかね。

まとめ

米国ETFの特定銘柄で取引手数料が無料になったマネックス証券・SBI証券・楽天証券。

購入の際には為替手数料だけを考えればいいので、手数料が下がるのはどんどんやってほしい。

特に、取引手数料が無料になったのは、9銘柄のみですので、今後、対象銘柄がどれだけ増えていくのか、非常に楽しみです。

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