日本株をやめて、米国株の連続配当株に注力することにしました


こんにちは、たっきーです。

投資について、色々と勉強を進めていったところ、気づいたことがあります。

それは、日本株って本当に魅力的か??ということです。

最近であれば、高配当で人気の出ていた日産。

大幅な減配を発表しましたが、社長は当然のごとく続投。

会社の所有者である株主に対して、配当を減らしますということを平気で宣言し、しかも、経営層がなんらの責任も取らない。

それって、おかしくありませんか??

米国の企業であれば、減配をするというのは、経営者が無能であるという証明であり、クビにつながる重大事態。

日本企業は、減配しても経営者は責任を取らない。

まあ、私は日産株持っていないので関係ないのですが、日産の減配を契機に再度考え、こりゃ、投資対象として日本企業はダメだという結論に至りました。

こちらにも書きましたが、やはり、長期で配当狙いの投資をするんであれば、米国の連続増配株への投資です。

配当への姿勢以外にも、米国株の方が良いということがありますので、今回は、米国株の方が日本株よりも優れていると私が考える点について、挙げてみたいと思います。

ひとつめ:減配に対する姿勢


ひとつめは、減配に対する姿勢です。

すでに最初に書きましたが、日本企業の経営者は、業績が悪くなるとすぐに減配してしまいます。

自分の経営の失敗を株主に転化するんじゃねえよと言いたいですが。

それに対して、米国企業の経営者は、業績が悪くなっても、配当をなんとか維持しようとしてくれます。

それが、よく表れているのが、連続増配株のリスト。

リストのダウンロードの仕方は、こちらで紹介しています。

ここで紹介したリストの中には、連続増配が20年以上という企業がごろごろいます。

中には60年以上という企業も。

日本企業の連続増配で最高は花王。

それでも、30年いってません。

日本企業と米国企業の配当に対する考え方が、如実に出ていますね。

日本企業の経営者って、株主も守らず、従業員の給料も上げず、思い切った投資もできない…。

投資を始めてから気づいたんですが、日本の経営者って、何をしているんですかね?


ふたつめ:権利落ち日から配当金の受け取りまでの期間


ふたつめは、権利落ち日から、配当金の受け取りまでの期間の違い。

投資を始めた人にとって、実際に配当金を受け取ると、それが投資を続けるモチベーションになるものです。

ですから、投資から配当金受取までの期間は短ければ短いほどうれしい。

これが日本株の場合は非常に長い。

3月に権利落ち日があった場合、配当金の受取は6月になります。

3ヶ月も受取までのかかる…。

それも、権利落ち日ギリギリで投資しても3ヶ月待つということです。

前年の11月に投資していた場合、受け取りまでは半年以上待つことになります。

投資初心者が、受け取りまで半年以上待つ、そんなに長いと途中でやめる可能性あるでょ。

そんな日本株に対し、米国株は、権利落ち日から配当金の受け取りまでは1ヶ月ほど

投資をした次の月に配当金を受け取ることができると、それがかなりモチベーションになりますよね。


みっつめ:配当金を受け取る回数


配当金を受け取ることのできる回数も違います。

日本株の場合、配当金を受け取ることのできる回数は1年に2回の企業が多いです。

つまり、半年に1度ですね。

一方、米国株の場合は、多くが1年に4回、つまり四半期に一度、配当金を受け取ることができる企業が普通です。

これも、特に初心者にとっては、配当金が半年に一度しかもらえないのか、3ヶ月に一度もらうことができるのかは、投資を続けようとする意欲に関わります。

1年に4回もらえた方がうれしいですよね。

なぜ、日本企業は、もっと配当金の受け取り回数を増やすことを検討しないのか。

これも株主のことを軽視していることの表れです。


4つめ:権利落ち日のバラツキ


ネットであまり、言及されていないこがこの点。

日本企業の場合、権利落ち日は、3月9月の企業、もしくは、6月12月の企業に集中しています。

一方、米国企業の場合は、かなりバラバラ。

これがどういうことに影響するかというと、毎月、配当金を受け取るようにすることがやりやすいか、やりにくいかということです。

毎月配当金を受け取ることができれば、投資を継続的にやろうという意識が生まれてきますよね。

ですので、複数の企業へ分散投資をして、その結果、毎月、配当金が受け取ることができるようにできたら、非常にうれしい。

ですが、日本株の場合、そもそも権利落ち日が集中していますので、連続増配株で、さらに毎月配当金を受け取ることができるようにバラけさせるのは、非常に難しい。

一方、米国株では、そもそも年に4回、配当金を受け取ることができますし、権利落ち日もバラついていますので、毎月、配当金を受け取るように分散投資することは簡単です。

実際、1000円から投資することができる代わりに採用されている企業がそれほど多くないOne Tap BUYを使っても下記5社(キャタピラー、コカコーラ、マクドナルド、P&G、エクソンモービル)に分散投資するだけで、毎月、配当金を受け取るうようにすることができます。

5社に分散するだけで、毎月、配当金を受け取ることができるようにできますので、投資にまわすことのできるお金が少なくても問題ないです。


5つめ:長期的な株価の上昇


これは、もしかすると政治家や官僚が一掃されれば変わるかもしれませんが、株価の長期的な上昇が見込めるかどうかも違います。

日本の長期的な展望に対して人口減少をあげ、長期的には下落していくという解説をしている人がいますが、それは間違っています。

人口減少している国は世界に多数ありますが、その中でGDPが減っているのは日本だけです。

つまり、GDPが成長していないのは、人口減少ではなく、他に理由があるのです。

答えはマクロ的な経済政策。

世界の常識は、景気が悪くなれば金融緩和をし、政府が財政を拡大させることで景気を下支えします。

また、経済がマイルドなインフレになるように国内景気をコントロールします。

こういったマクロ経済政策がきちんとしていれば、一時的に株価が減少したとしても、長期的に見れば株価は上昇していきます。

しかし、現在の日本のマクロ経済政策はめちゃくちゃです。

景気が悪くなりそうなのに、金融緩和を縮小し、増税をして財政を縮小させようとしています。

そんなことしたらデフレになるのは当たり前。

デフレになったら、GDPは縮小しますので、当然のごとく株価も下がります。

日本のマクロ経済政策がまともにならないと、日本の企業の株価は永遠に冴えないでしょう。


上記の理由で、私は日本株を諦めました。

Tポイントが貯まったらSBIネオモバイル証券で株を買うということはやりますが、それ以外で日本株を購入することはないでしょう。

ではでは、たっきーでした。


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